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まさか、もう春?

更新日:2月25日



 今年の初冬は寒さが緩く、12~1月になっても日中の気温はプラスの日が続いた。例年ならマイナス10度以下でもごく普通である。そのため、この間に何度か見舞われた大雪も1月の半ばにはほとんど溶けていた。加えて陽射しにも恵まれ、春の訪れを感じていた。今日などは快晴で、ラップランドの4月を思わせる陽気。気温は低いが陽射しが強いので寒くはない。もうすぐ春ですね・・・。

 しかし世の中そうは甘くない。まだ2月の頭である。これからが本格的な冬の始まりだ。

 穏やかな日々も昨日で終わり。夕刻から気温は下がり、今朝はマイナス13度。温度計の調子を疑ったほど。まあ、これが通常なんだよなあ。今後はさらに冷え込み、あさってはマイナス20度を下回る予報。ところがその数日後からはマイナス5度前後になるらしい。マイナス5度でもとんでもなく寒く思うかもしれないが、マイナス20度の後だと、誇張なしに”暖かく”感じるんですよ。

 じゃあ今年の冬は過ごしやすいかというと、また話は別。こういう中途半端な冬ってのは長いんですね。4月下旬くらいまで寒さが続くんじゃないかな。でもって夏もさえないことが多い。バキっと寒い冬を迎えた年は、スカっと晴れ渡る夏になるんですけどね。

 昨年11月、東京では観測史上初の大雪に見舞われたそうですが、ヘルシンキも同様。同じころ、50年ぶりの大雪がありました。かと思うと過去数年は雪のないクリスマスを迎えたり・・・。4~5年の現象で「異常気象」というのは早計ですが、天候の長期予想を立てるのが難しくなる傾向にあります。

・上写真は本日のエスポー。2月に入ってからの雪は残っています。

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