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アンカー 1

キノコ A to Ö

 A to Öというのは英語でいうA to Zに相当。大げさにいえば「キノコのすべて」。ヘルシンキ周辺でみつけたキノコをフィンランド語のアルファベット順に並べています。続いて和名(あれば)、学名、生息環境、個体の特徴等に加えて食用の可否を記しています。 本来なら日本語の五十音順に紹介したいところですが、「和名(日本語名)なし」という種目も多いのでやむを得ないのです。

 日本語名が判明している種目については、和名索引に掲載しましたので、そちらを参照してください。

フィンランド語索引へ

食毒について

 

 食用の可否を表す記号ですが、★マークは食べられるもの、✖は食べるべきではないもの、を意味します。一般の解説書では三つ星からドクロマーク2つまで、さらに補助記号(〇とか)を添えて「非常においしい」~「死に至る毒キノコ」、「一定条件のもとで食べることができる」、「毒ではないが食用にはむかない」など8つくらいに分類するのがならわしですが、ここではあえて2種類に大別しました。 というのは、初心者がまず知りたいのは「食べられるかどうか」に集約されるからです。


 そのため★マークがついていても、その実態はさまざまです。生でも食べられるものがある一方、下処理が必ず必要なもの、十分に熱を通さないと有害なもの等々、千差万別。どんな食べ方をしてもいいというわけではありません。同様に✖マークのキノコも死にいたる猛毒を持つものだけではなく、酸味が強烈で食べられないもの、おそらくは万人がマズイと思うもの、などを含んでいます。そのため✖マークを単純に「毒キノコ」とは呼ばず、”食べるべきではないもの”としたわけです。まあ、フィンランドのキノコを自分で採集して、実際に食べる日本人はごく限られているでしょうし、そういう人はそれなりの知識を持っているでしょうから、おおまかな分類でも役立つはずです。
 また、日本では毒とされていてもフィンランドでは食用可能なもの、その逆もあるので、キノコには詳しい人も今一度確認を怠らないでください。

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