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オイッター(Oittaa)

 ヘルシンキ中央駅から電車・バスを乗り継いて約一時間。エスポー最大の湖(ボドム湖)を拠点とするオイッターは気軽に自然に親しめる場所として、年間を通じて賑わいます。夏はハイキング、キャンプ、水泳を、冬場はクロスカントリースキーやスケートを楽しむことができます。カフェやサウナ、キャンプ場などの施設も整っており、カヌーやスキーセットも気軽にレンタルできます。フィンランド発祥のゲーム・キャラクターが賑わうアングリーバード公園は地元の子供たちに大人気。

 お子様連れでも安全・手軽にアウトドア・アクティヴィティを満喫できるお勧めポイントです。

ボドム湖(Bodominjärvi)
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1960年夏。同地で人々を震撼させる殺人事件が発生。いまだに真相がわからない事件としてフィンランドでは知らない人はいない。しかし今ではそんな陰湿な面影はまるでなく、年間を通じて地元の人々が集う憩いの場になっています。同事件を引き継いでいるのはヘヴィメタルバンドのChildren of Bodomくらいなもんでしょう。ああ、それすらもうないや。

 

オイッターの入り口となるボドム湖はエスポー最大の湖。ここを中心にしてレストランやキャンプ場などの施設をはじめ、いくつかのハイキングコースが整備されています。開放的な湖畔は夏場の日光浴ポイントとして人気が高く、広大な湖ではSUPやカヌー、カヤックを楽しむこともできます(レンタル可)。

ボドム湖を起点としたロングハイキングも可能ですが、むしろここではのんびりと自然に浸るのが良いでしょう。敷地内のマナーハウス(荘園領主の邸宅)では貸し切りパーティができたり、納屋を改装したお店では定期的にフリーマーケットが開かれるなど、思いもよらぬ多面的な魅力にあふれた穴場です。

サウナ併設のレストラン
アングリーバード公園

夏は水遊び、冬はスノーアクティヴィティと、多彩な顔を持つオイッター。日本にこれに相当するような場所があるのかどうか。そもそもこういう場所をなんと称したらよいのか。ちょっと思いつきません。湖、森林、キャンプ場、アスレティック公園、児童公園(アングリーバード)、ビーチバレーコート、フリーマーケット・・・・・。一部を除き、誰でも無料で時を過ごせます。近隣には避暑地の別荘のような木造家屋が点在。少し足を延ばすと自動車博物館なんてものまであります。

何気ない日常の楽しみを観光旅行の途中で味わえたら・・・・。贅沢なひとときですね。

フリスビーゴルフは人気のゲーム
木材を生かしたアスレチック公園
ナイトハイクもここなら安心

ちょっとしつこいけど、ココは本当にいい所です。何があるの? といわれると「何もあらへんけどな」となぜか関西弁で口ごもっちゃうんだけど、ヘルシンキから30分、エスポーから10分で「なぁ~んもない」場所で遊べるんですよ。日本の都心を基準にするとありえない。

刺激を求める人には無価値、道端のザッソウに心を動かされる人には楽園のような場所。

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