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 Hopeasalava

 

●和名 セイヨウシロヤナギ(ヤナギ科ヤナギ属)

●学名 Salix alba

●生育環境 岸辺を好むが庭の植樹にも

●特徴

別名Hopeapaju。Hopeasalavaとともに、「銀の柳」を意味する。

和名の「シロヤナギ」はラテン語のalba=白を流用したのだろう。英語名もwhite willowだし。フィンランド語を直訳するとギンヤナギになるが、これは別物(エゾノキヌヤナギともいう)。他にウラジロヤナギという別種もあるが、本種の名称としてはそのほうがふさわしい気がする。

 

というのは、銀(もしくは白)という名称は葉の裏の産毛の色に由来するため。風に揺られて葉っぱが踊り、陽光をキラキラと反射させて光る。その姿は周囲の木々の緑とは一線を画し、遠目からでも識別できる。

 

 

外来種だが1800年ごろから公園などに植樹され、いまやフィンランドでも広く見られる種。おおむね20mくらいにまで育つ。

ハメーンリンナからタンペレに続く湖を渡る観光船をシルバーラインというが、その名はこの木に基づく。セイヨウシロヤナギが岸辺に密集しており、晴れた日は銀色のシャワーを浴びているがのごとくである。

 

本種に含まれるサリシンは鎮痛効果があり、日本でも各種のサプリメントが販売されている。

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