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 Karhunköynnös

 

●和名 ヒロハヒルガオ (ヒルガオ科ヒルガオ属) 

●学名 Calystegia sepium

●生育環境 (主に)水辺の草むら

●開花期 7~8月

あ、アサガオ、かな? とは誰でも思うだろう。ラッパ状の花、先がとがった三角の葉(広三尖形)、他の植物(等)にからまるツルにも気づくはず。とりあえずアサガオの仲間だとしても、似たようなものに朝・昼・夜の名前がついているので、さてどれだ、となると難しいが、これはヒルガオ科。日本では北海道に多いようだが(納得)、九州でもみられるそうだ。

 

日当たりがよく、かつ湿った場所を好む。この写真は某学校の校庭で採ったものだが、川に隣接。生育地はかつて川の中だったので、土壌は湿っているのだろう。繁殖力が強いので、畑などでは雑草扱い。とはいえ観賞用に栽培する人もいる。

 

花弁は5枚だが、ぱっと見は一枚の筒。お馴染みの形ですね。高さ4mくらいまで育つ生命力があるが、それはツルが巻き込む相手による。写真のヒロハヒルガオが巻き付いているクロバナモウズイカ(tummatulikukka)は2m以上になるから、その程度まで育つ可能性はある。

さて、見た目が似ていても、花が咲く時間帯によって朝・昼・夕・夜「ガオ」に分けられるのだが、このうちユウガオはウリ科の植物。いわゆるヒョウタンである。似たような花が夕暮れに咲くことからの命名だが、わざわざ混乱を招くようなことしなくてもいいだろうに。ユウガオが食べられる(かんぴょう)ならこれも?
ピンポーン! 花・ツル・地下茎は食用可。じゃあ、アサガオも?
ブー。薬用利用はできるが、素人の処方はやめたほうがいい。ヒロハヒルガオも下剤効果があるので、味見程度にしておいたほうが吉かな。

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