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Kangashapero
●和名 ススケベニタケ (ベニタケ科)
●学名 Russula decolorans
●生育環境 主に針葉樹林帯。全国的に発生するが、中央フィンランドから北部にかけて多い。
●季節 7~9月
●食毒 ★
識別が簡単なキノコのひとつ。
ベニタケ科の名前の通り、傘の色は赤系。薄茶色といったほうがいいが、「ああ、だから煤けた紅色というのか」と合点する。傘は饅頭型にはじまり次第に平たくなり、最終的には中央部がややへこむ。外周部に条線が認められる。
ひだは白く密。柄も白くまっすぐに太い。中身は詰まっているがもろく、縦に裂こうとするとボロボロにくずれる。
傘の表皮が向きやすいのはベニタケ科の特徴だが、本種も同様。指先でつまむと、薄いフィルム状の外皮が簡単にとれる。匂いはほとんどない。
識別が簡単かつ大量に発生するため、初心者向けキノコの一つに数えられている。好んで食されるが、調理前に湯通しする必要がある。
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