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 Kirjopillike

 

●和名 なし (シソ科チシマオドリコソウ属) 

●学名 Galeopsis speciosa

●生育環境 空き地・草むら

●開花期 7~9月

●特徴

 小ぶりなサンシキスミレのような花冠が密集。茎やがくに細かい気が密生する。花弁は4枚。薄い黄色が左右対象に開き、下部は紫。まれに白いものがある。

 50~80センチほどにも育ち、あでやかな花弁も手伝い、草むらではひときわ目立つ。色のせいもあるが、 北海道で見られるチシマオドリコソウとはかなり印象が異なる。花弁や葉の形は似ているが、本種は花弁の色に秀でる。Kirjo(色鮮やか)の名称が言いえて妙。

肥沃な土地を好み、人里に増殖。野生地帯には見られないようだ。

ヨーロッパおよび西アジア原産で、フィンランドには人為的に持ち込まれたものだが、外来種ゆえに生命力が強いのだろう。北部ラップランドをのぞき、全国に生息。

フィンランドに育つシソ科の植物の中では一番美しい種といわれる。日本にもあるらしいが、帰化種とも在来種ともいわれているようだ。

 

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