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 Koivunkantosieni

 

●和名 センボンイチメガサ(モエギタケ科センボンイチメガサ属)   

●学名 Kuehneromyces mutabilis

●生育環境 白樺の切り株、倒木に密生

●季節 6~10月

●食毒 ★ 

●特徴

これもまた生長段階によって大きく姿を変え、かつ類似種が多いために同定が難しい。

フィンランド語名はシラカバの切り株のキノコという意味で、その名のとおりにシラカバもしくは広葉樹の倒木などに密集して生えるのが特徴。しかしそれだけで類似種と識別することはできない。


幼菌時の傘は直径2センチ程度の半球型。薄茶色に粉が吹いたような模様があり、ナラタケに似る。
直径5センチほどになると傘の中心から半分くらいに白っぽい円を描くようになり、周囲の濃色との違いがわかる。傘のてっぺん、中心部の色は一段と濃く、突起している。こうなるとセンボンイチメガサだろうと推測可能に。


10センチくらいまで育つと傘の色は全体的に濃さを増してこげ茶に。かろうじて中心部に明るさを残す。また、その濃淡は湿度により変わり、雨後にはほぼ全体がこげ茶に。乾燥時はキャラメル色になる。
柄はほぼまっすぐに細く、長さは4~10センチ程度。白から茶褐色に。こげ茶のツバがあるが小さく、縮むために見落としやすい。
ヒダは密。生長に応じてやはり白から茶褐色へと変わる。

食用キノコだが、食べるのは傘だけにするのが吉。柄はすじっぽくて固い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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