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 Kotipihlaja

 

●和名 セイヨウナナカマド(バラ科ナナカマド属)

●学名 Sorbus aucuparia

●生育環境 ほぼどこにでも。比較的、乾燥を好む。

●開花期 6~7月

●特徴

5月末に真珠を集めたような蕾が膨らみ始め、6~7月に白い小さな花が房状に咲き誇る(複散房状花序)り、秋口には真っ赤な実を結ぶ。細長い葉っぱは対に並ぶ(羽状複葉)。

ここまでは日本のナナカマドと同じだが、本種は紅葉しない点が異なる。また、日本のそれより大きく育ち、20メートルくらいに達することもある。

ナナカマドは全世界に100~200種、フィンランドには4~6種類あるといわれている。算出がいい加減なのは、要するによくわからないってことね。

本種の正式名称はKoti(家)のPihlaja(ナナカマド)を意味するが、通常は単にピフラヤと呼ぶ。

 

本種もまた外来種なので、他品種にはアメリカの/スウエーデンの/ドイツの・・と名前の頭に国名が付くことが多い。日本産(Sorbus commixta)はjapaninpihlaja=ニホンナナカマドという。

植樹の歴史は1950年代と新しいが、赤い実が好まれてか公園や住宅街の装飾に広く使われている。
果実にはビタミンが豊富なので、かつては家庭でもジャムづくりに利用されていた。酸味が強いので生食には向かない。

ナナカマドの名前の由来は「窯に7回入れても燃えつきないため」と言われるが、完全な嘘。薪に使えばわかるけど、非常によく燃える。枯れた小枝などは焚き付けに使うくらい良く燃える。そうでなければ備長炭にするわけがない。「火持ちがよいので7回使える(燃やせる)」というのならその通りである。

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駐車場などの空きスペースに植林されることが多い

この紅葉はおそらくニホンナナカマド(珍しい)

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Ruotsinpihlaja(スウェーデン)は葉の形がまるで違う

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