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 Niittynätkelmä

 

●和名 キバナノレンリソウ(マメ科レンリソウ属) 

●学名 Lathyrus pratensis

●生育環境 林・草むら・牧草地等、ほぼどこでも

●開花期 6~8月

●特徴

ほぼ全国、どんな場所にでも生育する夏の花。やや湿った土壌を好む。全長30~60㎝ほど。時として1m近くに育つことも。

特徴は黄色い蝶形花(ちょうけいか)、左右相称。わかりやすく言うと蝶々のような形をした左右対称の花ということ。長さは15㎜くらい、つまり小型だが、多数の花弁が実り、かつ鮮やかな黄色が目を引く。茎は細い。

卵状披針形の葉は互生し、巻きひげがある。後に枝豆状のサヤを作る。黒っぽい種は20~40㎜。

和名を漢字にすると黄花の連理草。黄色い花弁が「連」なるのは御意。じゃあ「理」はなんだ、というと「連理」で一語。二本の木の枝が連なって・・・転じて・・・・と深い意味があるのでした。


 
日本では滋賀~岐阜にまたがる伊吹山にのみ見られるとされる帰化植物。しかし新潟県ではレッドリストに指定されているから、他の地域にもないことはないのだろう。

 

薬草として用いるために、織田信長の命で持ち込まれたそうだが、フィンランドでは「食用、薬用ともに無価値」とされている。これもまた土壌等の生育環境の違いゆえだろう。「昆虫には有益」というコメントに至っては「そりゃそうだろうよ」としかいえない。

 

草むらや明るい林に密集して育つ。黄色い花弁が鮮やか

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