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 Pelto-ohdake

 

●和名 セイヨウトゲアザミ (キク科アザミ属) 

●学名 Cirsium arvense

●生育環境 元々は海岸沿い。いまや畑や空き地にも蔓延。

●開花期 7~9月

●特徴

全長40~120センチ。まっすぐに伸びた枝の先に濃いピンク、紫がかった花のかたまりが目立つ。

形も個性的で、小さな花弁が集まって一つの花を片づくっている。これを頭状花序といい、キク科の特徴。花の大きさは3センチほど。日本では1970年代前半に帰化が確認された(国立環境研究所調べ)。

波打つような葉は固く、分裂した葉先に鋭いトゲがあり、不用意に触ると痛い目にあう。

フィンランド語名は「畑のアザミ」という意味で、その名が示すように農地や放牧地に群生するが、このトゲのせいで家畜も食べず、駆除が厄介。地下茎により素早く広がり、密集するのも悩みの種で、排除方法をめぐってネットでの談義もさかん。

 

若葉やつぼみ、根などは食用可。 

9月上旬までは花を見ることもできるが、8月中旬には枯れ始め、タンポポのような綿毛を残す。

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