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 Taulakääpä

 

●和名 ツリガネタケ(サルノコシカケ科) 

●学名 Fomes fomentarius

●生育環境 白樺などの枯れ木、生木に

●季節 一年中

●食毒 ✖

●特徴

 立ち木や切り株に生え、幼菌時は薄茶、灰色の釣鐘型。年々生長するにつれ、傘の表面は粉を吹いたような白さになりやや平たくなる。多年生のため、傘には年輪のような模様を重ねていく。

 傘の裏は管孔で、白もしくは淡い灰色。傘と同様に固い。

 年を経ても5センチくらいにしか生長しないものと30センチ近くにまでなるものがあるが、両者は同種と考えられている。

 立ち木に生え、本種に似たキノコは多いが、判別が難しいので「サルノコシカケ」と総称しがちだが、 それは目もしくは科の名前であって、個体名ではない。つまり、サルノコシカケというキノコは存在しない。 面白い名前だから印象に残るが、 柴犬、秋田犬、チャウチャウ、セントバーナード等々を見かけて「あ、犬だ!」というのに等しい。

 フィンランド語のkääpä(käävät)(はサルノコシカケ科をさし、マイタケ(Koppelokääpä)もその仲間。しかし、マイタケにサルが座るのは難しそうだな。

 

 

 

 

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