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 Muurain

 

●和名 ホロムイチゴ (バラ科キイチゴ) 

●学名 Rubus chamaemorus

●生育環境 森林内、湿原

●開花期 5~6月

●特徴

高さ10~25センチの多年草。白い花は上向きに咲く。ビルベリーなどの花弁は下向きの鐘状なので、簡単に区別ができる。葉が5~7裂の掌状なのも特徴。実は始め赤く、しだいに黄色がかってくる。形状はラズベリーにも似て、小さな実が集まったような感じ。

晩夏より収穫し、ジャムやジュースに加工する。ビタミンCの含有量が豊富なスーパー食品として愛用されているが、本体100g中に63mg程度だからアセロラ(1700mg)には遠く及ばないし、ピーマンより少ない(フィンランド厚生省調べ)。

ジュースは酸味が強くて美味しいとは思わない(個人差があります)けど、それが健康食っぽく思わせるのかな。

それはともかく、muurainという個体名は通用しないのが常。LakkaもしくはHilla(主に北部)といえば、「ああアレね」となる。アンズダケをその正式名称であるKeltavahveroといっても分からず、Kantarelliと言い直さなくちゃならないのに似ている。そういやあ日本でもホロムイチゴよりクラウドベリーと紹介されるほうが多いなあ。なぜだ?

 

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