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 Aholeinikki

 

●和名 なし (キンポウゲ科キンポウゲ属) 

●学名 Ranunculus polyanthemos

●生育環境 林・草むら

●開花期 6~7月

 

春から夏にかけて、さまざまな種類が現れるキンポウゲファミリーの一種。5枚の黄色い花弁は共通しているのでとりあえずキンポウゲであることは分かるが、逆に言うと花が似ているだけに種の同定にとまどう。

着眼点は葉っぱ。たとえば本種は葉に深い切れ込みがある。掌状深裂(しょうじょうしんれつ)というのかな。

続いてサイズも識別ポイント。本種は80センチくらいまで大きくなることがある。

 

フィンランド語名のAhoとleinikkiの合成語。前者は林間の空き地、後者はキンポウゲの意味。語頭にAhoを抱く植物はいくつもあり、「野生のXXX」と解せばよい。たとえばAhomansikka(エゾヘビイチゴ)は野生の=園芸種ではないイチゴ、というように。​

なお本種は外来種で、中部以南のフィンランドで広く見られるが、減少傾向にあるという。土壌や日当たりといった生育要件を選ぶためらしい。

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