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 Ojakärsämö

 

●和名 エゾノコギリソウ (キク科ノコギリソウ属) 別名:オオバナノコギリソウ

●学名 Achillea ptarmica  Tussilago farfara

●生育環境 日当たりのよい野原、道沿い。水辺にも。

●開花期 7~9月

●特徴

まずセイヨウノコギリソウに親しむとわかりやすい。花の形は似ているが、本種は「オオバナ」の別名があるように、ノコギリソウより一回り以上大きく8~15mmくらい。その反面、全長は30~60センチとやや低い。

 

さらに葉の形が大きく異なる。ノコギリの名がつくように両者とも鋸歯を持つが、セイヨウノコギリソウの葉が羽状であるのに対し本種のそれは細長く、一目で識別できる。

フィンランドへの渡来は17世紀と比較的遅く、その普及にも時間がかかった。20世紀に入り、畑作が広がるとともに移植が増え、贈答用に好まれるようになったという。

薬効もあるようだが、フィンランドでは装飾用。

 

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