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アンカー 1
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 Sinivuokko

 

●和名 ミスミソウ (キンポウゲ科ミスミソウ属)

●学名 Hepatica nobilis

●生育環境 森林内や乾いた草むら

●開花期 4~5月

●特徴

日本では雪割草の別名があるように開花時期は早い。寒さに強く真冬に開花することもある。あるいは秋にも。南部フィンランドでは雪解けが進む4月中旬が平均的な開花時期。春の到来を告げる象徴といえる。逆にいうと、4月中旬~でも雪が残っているわけである。

草丈10~15cm。ヤブイチゲ同様、花弁にみえるのは花被片で6~7枚。紫がかった鮮やかな青。稀に白や赤味を帯びたものもある。常緑の葉は三裂した三角形。茎には綿毛が密集。このように多くの特徴があるので識別はやさしい。なにより、野山に他の花が無い時期に、鮮やかな色合いが現れるので非常に目立つ。


中世のころは肝臓・腎臓の滋養物とされていたが、「葉の形が肝臓に似ているから」というのが理由だったらしい。現在は毒素が確認されているので薬には用いない。

また、かつては保護対象(採取禁止)だったが、2005年より適用除外とされた。理由は不明。

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