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 Myrkkynääpikkä

 

●和名 ヒメアジロガサ (フウセンタケ科ケコガサタケ属)   

●学名 Galerina marginata

●生育環境 あらゆる森林内

●季節 9~11月

●食毒 ✖ 

●特徴

1~5センチほどの傘は幼菌時は黄土色。しだいに濃くなり、老菌になるとほぼ褐色。釣鐘型にはじまり、扁平に育つ。中央部が突起する。柄は白から薄茶で、下方にいくほど濃い。ヒダは薄い茶色で密。

切り株などに群生。小さなつばがあるが取れやすい。

フィンランドでは本種が属するGalerina(ケコガサタケ属)の命名はあいまいで、別項でとりあげる ヒメアジロガサモドキ(G.helvoliceps )をはじめ、ヒメコガサ(Galerina subcerina)やG.autumnalis、G.unicolor(ともに和名ナシ)も Myrkkynääpikkä とされる。

猛毒のアマトキシン類を含み、食べると内臓の機能障害を起こし、死亡率も高い。食用のセンボンイチメガサ(koivunkantosieni)に類似しているため、注意が必要。

 日本のヒメアジロガサはコレラタケ(Merismodes fasciculata 猛毒)に似ているが、フィンランドでその学名にあたるlahoparvisilmä壺状のキノコで似ても似つかない。

 

 

 

 

 

 

 

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