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執筆者の写真tosikaina

夏時間スタート

更新日:2月24日




今日、3月26日からサマータイムになった。これで日本との時差は-6時間。つまりこの期間、日本の正午はフィンランドでは午前6時である。そういうなか、今日の日没は午後8時近くと昨日に比べると1時間も遅くなった。あたりまえだ。単に時間計算が変わっただけである。しかしこの季節、日照時間がどんどん伸びているのは確かなので、実感としても「もうこんなに日が長くなったのだなあ」と感激する。これからはさらに日が伸び、ヘルシンキ周辺でも深夜まで明るいままとなる。

サマータイムの意義はおおざっぱにいうと電力節約ということだが、本当に効果あるのかね? もうしばらくすれば午前4時から午後10時までは十分明るいくなるんだから、1時間くらい変えたところでどれほどの差があるのだろうか。

いっぽう、サマータイムから冬時間への変更(10月末)は心理的な効果が大きい。その頃の日の出は8時近くで、仕事に出かける時間は真っ暗。星や月が輝いている。が、冬時間に変わると、昨日の9時が今日の8時になる。つまりすでに日が昇り、うっすらながら明るくなっているのである。これは感激します。

とはいえ10日もすれば元通り。出勤時は暗闇の中という状態に戻ります。冬至のころなら日の出9:30、日没15:30。またしても1時間程度の時間調整に意義を感じられなくなります。

*写真は8月、午後8時のラップランド。青空が広がります。といっても、撮影時間は証明できないなあ

追記:3.28

なんてことを思っていたら、フィランド人も気づいているのだった。サマータイム不要の署名が先週までに3万3000件を数えた。5万を超すと国会に提出、議論にかけられるのだが、そこまでいくのはまず間違いないという見通し(Metro紙)。サマータイム制度はEUの共通事項なのでフィンランドの国会決議だけでどうこうできるものではないが、この制度が無意味、あるいは弊害でしかないと感じている人が少なくないことが確認できる。


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