ちょいと裏山にキノコ狩りにいったところ、とぐろを巻いていました。ヨーロッパクサリヘビのオス。しばらく眺めていても微動だにしないので死骸かと思いましたが、念のため木の枝で軽くつつくと、お目覚め。恐る恐る周囲の雑草を抜き、枯れ草を排除するも、飛びかかってくる危険性があるので十分には整理できず、また、これ以上近寄ることもしませんでした。
毒蛇といっても、健康な成人なら死ぬほどではないらしいです。フィンランドでの死亡報告は30年以上ないということ。しかし、日本人初!の記録を作るわけにもいかず、危険を冒すことはしませんでした。
よく、ヘビのような目を持つ男(女でもいいけど)、なんて表現が使われますが、実際は小鳥のそれのようで、可愛いものです。ジャノメデ オムカエ ウレシイナっと子供も歌ってるじゃありませんか。でも、キノコよりは怖いですね。
●フィンランド語名 Kyy
●和名 ヨーロッパクサリヘビ (クサリヘビ科クサリヘビ属)
●学名 Vipera berus
●生育環境 全国の草原や森。岩場にも。
●食毒 不明。食べられる(噛まれる)と毒