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執筆者の写真tosikaina

毒キノコよりこわいもの

更新日:2月24日




 ちょいと裏山にキノコ狩りにいったところ、とぐろを巻いていました。ヨーロッパクサリヘビのオス。しばらく眺めていても微動だにしないので死骸かと思いましたが、念のため木の枝で軽くつつくと、お目覚め。恐る恐る周囲の雑草を抜き、枯れ草を排除するも、飛びかかってくる危険性があるので十分には整理できず、また、これ以上近寄ることもしませんでした。

 毒蛇といっても、健康な成人なら死ぬほどではないらしいです。フィンランドでの死亡報告は30年以上ないということ。しかし、日本人初!の記録を作るわけにもいかず、危険を冒すことはしませんでした。

 よく、ヘビのような目を持つ男(女でもいいけど)、なんて表現が使われますが、実際は小鳥のそれのようで、可愛いものです。ジャノメデ オムカエ ウレシイナっと子供も歌ってるじゃありませんか。でも、キノコよりは怖いですね。

●フィンランド語名 Kyy

●和名 ヨーロッパクサリヘビ (クサリヘビ科クサリヘビ属) 

●学名 Vipera berus

●生育環境 全国の草原や森。岩場にも。

●食毒 不明。食べられる(噛まれる)と毒


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