警戒色がなぜあるのかは結局わからない?

最終更新: 4日前


 派手な色のキノコは毒! なんて俗説がまるであてにならないことは広く浸透してきたようだ。もしそれが本当ならフィンランドに毒キノコは皆無になっちゃうしね。フィンランドで派手な色のキノコというと写真のようなベニテングタケくらいのものだけど、別項でも記しているように、このキノコの毒性はたいして強くないし。

 ベニテングタケさんにとっては濡れ衣ながら、広く生物界に目を向けると色が派手な動植物が有毒である確立は高いように思える。カエンタケなんて、触るだけでしびれちゃうもんなあ。幸いながらにフィンランドにはその手のキノコはない。フィンランド解説のサイトで「中には触るとかぶれるものがあるので見るだけにしましょう」などという書き込みがあるけど、これは「毒キノコの判別法」同様のでたらめ。

 さて、こうしたハデハデは 警戒色(警告色)と呼ばれ、一度そんなものを食べて被害を受けた天敵はその後の捕食を控えるから、と生物学上は説明されています。うん、なるほど、と納得したくなりますなあ。

 が・・・。 個々のキノコの立場にすれば目立つのは危険きわまりないでしょう。捕食されやすいんだから。自分の身を犠牲にして仲間(種)を守ろうとする本能でもあるまい。なぜなら派手なキノコでおいしいものだってあるからだ。タマゴタケは食べられることを望んでいるのか?

 また、地味でも殺人レベルの猛毒キノコなんてのはいくらでもある。そうなると、なぜ警戒色を持つキノコがあるのか。そのうち、一部は毒で一部は食用になるのはなぜか。どうして地味なキノコなのに毒なのか等々は合理的な説明ができない。で、結局は毒キノコと食用キノコの存在理由が説明できないことと同様、警戒色を持つ生物がなぜいるのかはわからない。「身を守るための・・」という説明は人間を基準に考えいるだけじゃないのか。けばけばしいオレンジヒキガエルなんか、ちょっと触りたくないけど、ヘビもそれを見て驚くとは限らない。むしろ食指が動くということにならないのだろうか。


55回の閲覧

中本工務店 ソーシャルメディア:

  • Facebook Clean
  • Google+ Clean
  • Flickr Clean
This site was designed with the
.com
website builder. Create your website today.
Start Now