こいつらも土中でつながり、巨大だったりするのか?
地球上最大の生物って何だと思いますか? な~んちゃって。こんなサイトでの質問だから、答えはすでに明らかですね。しかし本当なんだろうか。 ミシガン州では東京ドーム3倍のヤワナラタケが発見された、いやいやオレゴン州のオニナラタケはドーム600個以上のサイズだぞ、なんてことが言われている。東京ドーム一つにしたって想像を絶する大きさなのに、それが3倍だの600倍だのと言われたら全く見当がつかない。そんなでかい生き物がいるわけないじゃないか。
で、これには当然トリックがあって、一つの山の複数の地点で採取したキノコのDNAが同じだったということ。すなわち「ひとつの生物がひとつの山を覆っている」という結論らしいが、なぜそういうことになるのか。土中にある巨大な菌床にすべてつながりあっているということらしいが、どうもイメージがしづらい。キノコなんて土の表面近くに独立して生えてるように思えるのだが、その菌糸がすべてつながっているそうだ。するとその菌床とやらは、土から数センチもしくは数十センチの深さに巨大なかたまりとして全山を貫いているのか? それなら大きいのはキノコ(子実体)じゃなくて菌床そのものじゃないのか? わかる人にはわかるんだろうが、どうも腑に落ちないなあ。