tosikaina2017年4月18日2 分世界にキノコはいくつあるのか一体キノコって世界中に何種類くらいあるんだろう? 日本では、フィンランドでは? 素朴な疑問ではあるが、明快な答えは得られない。たまたまみつけた博士論文の序文はこのように始まる。 「菌類は、修正既知種数として75000種(中略)、その現推定数150万種ともいわれる巨大な分類群...
tosikaina2016年8月22日2 分落雷とキノコ一月ほど前のことだが、この夏(おそらく)2度めの真夏日を迎えた。気温は27度まであがり、「ひょっとすると」と思ったらやはり夜になって雷を伴う雨になった。 翌日は天気予報に反してまずまずの晴天。再度「ひょっとすると」と思ったら、やはりキノコが顔を出していた。シバフタケ、ホコリ...
tosikaina2016年8月20日2 分妖精の輪か、魔女のいたづらかキノコの生え方にはいろいろなタイプがあって、一人ポツンと顔を出す単生、同一種が周囲に散らばる散生、ひとかたまりにまとまって発生する群生などなどがある。これにより種の同定に役立つポイントになることもあるが、その中でちょっと面白いのが菌輪(きんりん)である。...
tosikaina2016年8月18日2 分雨後のタケノコ、雨中のキノコ「雨後のタケノコ」という慣用句がある。似たようなものが次々と現れることをやや蔑みの意味を含めて用いる。フィンランド語にも「雨中のキノコ(sieniä sateella)」という言い回しがあり、意味は同様である。タケノコもしくはキノコが育つのは雨が降ったあとなのか、降っている...